はり施術について
当院のはり施術はほとんど刺さない鍼を使用します。
写真では少し見にくいですが、院長自ら金を鍛錬して作成した手作りの鍼です。
なぜ刺さなくても効果があるのでしょうか?
当院で行っている東洋医学に基づいた経絡施術のご説明とともに記していきますね。
身体にはおよそ360個の経穴(ツボ)があり、それらは経絡という流れを作り、肝臓や肺などさまざまな臓器とつながっていると考えています。
ツボを刺激することにより、それぞれの臓器にも刺激が入り、身体が良くなっていくというわけです。
ツボの刺激はどのツボを使うのかや向きや深さなどを繊細に調節して行います。
その繊細な調節が小さな刺激で大きな効果を生むのですね。
刺激が適切に行われれば身体にはしっかりと良い反応が現れます。
そのためには鍼を刺す、刺さないよりも、先ほど申し上げましたどのツボか向きや深さなどの方が影響が大きいため、刺さない鍼の刺激でも十分効果がでるのです。
鍼は怖い・・・という方もとても多いのではないかと思います。
鍼が怖いがために、ツボを使った施術を受けないのはとてももったいないという思いもあり、当院では刺さない鍼をメインに使用しています。
ツボの存在や鍼治療についてはまだまだ未科学のところもありますが、東洋医学は数千年の歴史があります。
数千年間も伝え続けてこられたというのは、必ず『役に立つ』からです。
一度受けていただければ、鍼施術の素晴らしさを必ず感じていただけるものと考えています。
灸施術について
近年、日常生活は1年中ほぼ100%冷える生活となってしまっています。
夏はクーラーをいれっぱなしでないと、熱中症になりかねない暑さの日も多いからです。
その他、冬でも冷蔵庫から出した冷たいものを食べることも多いです。
また、陰性食品といって冷やす食品を頻回に口にする生活です。
(陰性食品とは砂糖、小麦、アルコール、薬品などが代表です)
知らず知らずのうちに冷えてしまって、そのことが身体を悪くしてしまっていることに気付かない方もとても多いのです。
冷えをなくすには日常生活を変えることが必要なのですが、それは難しいところもありますので、少しづつ取り組んでいただき、まずはお灸などの温める施術でお身体を良くしていくことを行っています。
食養生について
当院で行っている食養生についてはこちらの『元気になるおうちご飯』のサイトをごらんください。