自己免疫疾患とは
自己免疫疾患とは、本来なら体を守る“免疫”という仕組みに異常が生じて自分自身の体の一部を攻撃してしまう病気の総称です。
自己免疫疾患にはさまざまな病気があり、代表的な病気としては関節リウマチ、バセドウ病、橋本病、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群などが挙げられます。花粉症もその一つです。
自己免疫疾患への対処法
関節リウマチは男女比が1:4、全身性エリテマトーデスの男女比は1:9というほど自己免疫疾患は女性に多いお悩みです。
自己免疫疾患は完治することが少ないため、病院にかかられている場合も治療を続けて症状を抑えながら日常生活を送っていくことが必要です。そのためには、医学的な治療だけでなく、睡眠や食事などにも注意して規則正しい生活を送ることが大切であると考えられています。
このように日常的な生活習慣の改善や体質改善がとても大切なのですが、女性は家事負担や子育て、介護などお休みの取れない日常となりやすいため、無理をして良くならない、というケースもよく見受けられます。
東洋医学的アプローチについて
では自己免疫疾患に対応するための日常生活の改善とは何が必要なのでしょうか?
基本的な睡眠や食事がもちろん大切ですが、何をどのように改善するのかを理解していないと改善の方向へ向かわないということになります。
当院では自己免疫疾患については原因を『腸内温度の低下』と捉えて、まずはそのアプローチに力を注ぎます。
自己免疫疾患では粘膜、皮膚、筋肉、骨の破壊や異常が起こります。それは腸内温度の低下を知らせる身体が発する信号であり、生まれながらの体質によって信号が発する場所が異なるため病名が違ってきていると考えます。
はり灸施術では原因となる腸内温度の低下の改善を目指し、その原因の生活習慣を見直し、食事や睡眠を改善していっていただきます。
いつまで薬を飲み続けないといけないのか・・・と不安に思っておられる方はぜひ一度ご相談ください。